ブックメーカーの疑問と利用者

利用者

ブックメーカーは、イギリスで発症した欧米の賭け屋で、ヨーロッパ内で100万人以上の人が利用しています。具体的には、掛け率を提示して客からの投票を募集し、的中した人に配当を行うという日本のノミ屋と内容は似ていますが、政府から公認されているという点が決定的に違っています。

このために、オープンな形でブックメーカーのサービスは発展しており、インターネットが普及して以降は世界中の人が利用しています。これに対応した形で、2000年代に入るとクレジットカードでの入出金が可能となり、2010年代に入るとビットコインも利用できるようになるなどハード面も進化しています。ちなみに、日本からの利用者も年々増加しており、大相撲やプロ野球などの人気のイベントにベットすることが可能です。

なお、日本では競艇や競馬などの公営競技以外のギャンブルは禁止されているので、ブックメーカーにお金を賭けたら捕まるのではないという疑問が生じるのは当然です。それでは、何故捕まらないのかというと、ギャンブルで摘発する際に適用される賭博及び富くじに関する罪は、複数がリスクを負いながらの関与することで成立すると規定しているので、一方だけを捕まえることは出来ないからです。つまり、海外のブックメーカーを摘発できないために、利用者も逮捕される心配はないということです。